思い出の写真から
〜 アジア編 〜
2001〜2年冬 ラオス
その2
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- ラオス3日目 - (前半) |
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あさ早くから起きてまだ薄暗い市場へ。 朝飯を探しに市場をうろうろ。 市場には民族衣装を着た山岳民族のアカ族の姿をよく見かける。 でもアカ族はお金を払わないと写真を撮らせてくれない。 「けち〜!」 |
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市場をうろうろしてるとTさんやNさん、Aさんに遇った。 市場で何か物を買うとき、値段の交渉しなければならない。 ここの人々は英語がわからない。 我々もラオス語がわからない。 Aさんがアカ族のおばちゃんから物を買おうとした。 売り手(ラオス語)・買い手(英語)ともに数字が通じない。 すると、アカ族のおばちゃんはゆっくり手を叩き始めた。 手を叩く回数が金額を表すのだとすぐにわかった。 すかさず、Aさんも手を叩き値下げ交渉をした。 (ちなみに、手を一回叩くのが1000キップを表すのはお互いの暗黙の了解だった。) - 面白い! - 私も手を叩いて物を何か買いたくなった。 しかしながら実は私は、昨晩必死にラオス語の数字を暗記しておいたのだが、手を叩いて値段の交渉を行った。 こっちの方が楽しいから...。 ラオスの食べ物って、日本人の口に合うものが多い(と思う)。 いろいろな菓子類を買い食いしながら市場をさらにうろうろ。 びっくりするような食べ物も見つけた。 |
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ネズミやコウモリの串焼きである。 またタガメも食用として売られていた。 タガメは気持ち悪かった...。 口直しに市場の屋台で『うどん』を食べた。 ラオスのうどんは美味しい! さて、繰り返しになるが、この市場で民族衣装を着たアカ族をたくさん見かける。 そしてお金を払わないと写真撮らせてくれない...。 だからといってお金払って写真を取れば我が旅のポリシーに反する。 それでも折角来た山岳少数民族の村・ムアンシン、やはりお金を払って写真を知らせてもらおうか...。 他の日本人はお金を払ってバシバシ写真取っている。 ...んじゃ、俺も。 (やい、てめぇーら、金やるから写真取らせろ〜。) |
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とうとうお金払っちゃった。 なんか気分悪い。 すっかり夜が明けてかなり明るくなった。 いよいよ近郊の集落へ出発する時間になった。 おんぼろ自転車をレンタルした。 自転車をどんどん漕いで行く。 奥地へと進んでいく。 まずは『タイ・ルー族』の集落に到着。 |
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タイ・ルー族の集落は、立派な仏塔や仏像があって、生活水準は高そうである。 |
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しかし、アカ族のようなド派手な民族衣装を身に付けていない。 この集落には殆ど時間を費やさず、次の集落を目指して自転車を漕ぎはじめた。 ガタガタ道は一直線に続いている。 しばらく進むとADIMAホテルの看板が見えた。 そしてそこを右折。 ヤオ族の集落へ到着。 そのヤオ族の集落で民族衣装を着た人を見かけた。 - 何族の民族衣装だろうか。 - とりあえず訊ねてみた。 「ヤオ?」 言葉が通じないのでぶっきらぼうな感じで言うしかなかった。 すると、その人は 「アッカー、アッカー。」 と答えてくれた。 ヤオ族の集落ををとずれているアカ族の人だった。 |
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そのアカ族の人は親切で、無料で写真を取らせてくれた。 アカ族の人にもいい人いるじゃん! ヤオ族の人も写真取りたいのだが、民族を着ている人が近くにいない...。 ヤオ族の集落を後にして道を進んでいった。 道が狭くなってきた。 やっと、ADIMAホテルに到着。 このさき、山道になり、自転車で進むのは困難になる。 実は、このホテルでは、自転車を預かってもらえるだ。 このホテルのレストランで昼食にすることにした。 話を聞くとADIMAホテルはヤオ族の経営するホテルらしい。 子供たちが寄ってきた。 人懐っこくって可愛い。 そこで写真を撮らせて欲しいとお願いした。 人懐っこかった子供たちも写真となると無料では撮らせてくれない。 そこで必殺・デジカメ攻撃に出た。 鞄の中からデジカメを取り出し、今まで撮った画像を見せた。 「な、おもしろいだろ。」 予想通り、子供たちは興味持ったようだ。 「このデジカメで撮ってやるよ。 でもチップやんないよ。」 子供たちのうち2人が写真をOKしてくれた。 |
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結局この写真がこのラオス旅行唯一のヤオ族の写真になった。 ADIMAホテルに自転車を置かせてもらい、山道を徒歩で進んで行く。 そろそろアカ族の集落へ到着...。 |
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ラオス3日目(前半) おわり |
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